お正月会

ベルリン日本語補習授業校でお正月会を開催しました。幼稚部、小学部、中学高等部に分かれ、それぞれ趣向を凝らした出し物が行われました。
多くの子どもたちが参加し、日本の伝統文化に触れながら楽しいひとときを過ごしました。





小学部ではかるたや福笑い、けん玉、だるま落としといった昔ながらの日本の遊びに子どもたちが夢中になって取り組む姿が見られました。割り箸鉄砲が一番楽しかった!という声もありました。
お正月といえば獅子舞も登場!怖がる子供、興味をもって喜んで近づいて行く子供など様々でした。獅子舞に頭を噛んでもらい、一年の健康と幸せを願いました。獅子舞の大胆でユーモラスな動きに笑い声があふれ、会場は一層賑やかな雰囲気に包まれました。


保護者有志による新春おやつビュッフェも用意され、手の込んだ美味しい和菓子や軽食が振る舞われました。
子どもたちは大喜びで、気になった食べ物をお弁当箱に詰め込んで、お友達とおしゃべりしながら楽しく食べていました。





幼稚部では、昔ながらの石臼や杵を使った餅つきも行われ、子どもたちは興味津々で見守りました。その後はクラスごとに親子で餅つきをし、自分でついたつきたてのお餅を味わいました。また、お正月に関するお歌やパネルシアターのお話もあり、日本のお正月の雰囲気を楽しみました。
中高生は百人一首で真剣勝負を繰り広げ、札を取るたびに歓声や悔しがる声が上がるなど、白熱した戦いが繰り広げられました。集中して札を見つめ、素早く手を伸ばす姿はまさに真剣そのもので、日本の伝統文化に親しむ良い機会となりました。
こうした楽しい時間を過ごすことができたのも、先生方や協力頂いた保護者の皆様のおかげです。
準備や運営に携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。