本校の教育
本校では、「日本語を自ら進んで学習し、思いやり、責任感、そして人間同士の交流を楽しみながら多言語多文化環境の中で豊かな心を持つ子ども」を育てることを目標として、0歳児から高校生まで一貫した理念のもとで、それぞれの子どもに合った日本語教育を行っています。
幼稚部
季節や日本の行事に合わせて、わらべ歌、手遊び歌などを毎月紹介しています。また、子どもの発達段階に合わせた工作、集団遊びなども取り入れ、子ども達が楽しみながら日本語を習得し、日本文化に触れる事ができるよう工夫をしています。
詳しくは幼稚部のご案内をご覧ください。
小学部
文部科学省の学習指導要領に沿った年間指導計画をもとに、文科省指定の教科書で副教材を使いながら、各学年とも「国語」「算数」を授業科目としています。日本語に触れる機会の少ない国際家庭の児童に対しては、日本語の基礎が身につくことを重点に、一つ一つの言葉を大切にしながら指導しています。学年ごとにクラスが設けてあるので、児童の実態に合わせて丁寧に授業を進めていくことができます。
国語では、作文指導にも力を入れ、毎年さまざまなコンクールで入賞しています。また、漢字検定試験も奨励しています。
算数では、基礎を大切にし、日本ならではの九九を身につけることにより、現地校やインターナショナルスクールでの算数学習の助けにもなっています。
中学部
文部科学省の学習指導要領に沿った年間指導計画をもとに、文科省指定の教科書で副教材を使いながら、各学年とも「国語」「数学」を授業科目として学習しています。
海外で暮らす子供たちの柔軟な思考に合わせ、国際的な感覚を身に着けた子供たちがお互いに意見を述べ合い、様々な角度から各単元に取り組めるよう工夫し、授業を行っています。学年ごとにクラスが設けてあり、生徒の実態に合わせて丁寧に授業を進めていくことができます。
高等部
高校A
これまでの日本語学習歴、日本語学習環境、日本語を学ぶ目的や動機がさまざまな生徒で構成されたクラス。
各自が、日本語でのさらなる読解力や表現力をつけることを目標とします。 クラスの実態、各生徒の能力に応じて、 評論文、 小説、近代文学や古典作品などを教材とし、総合的に日本語能力を高めることを目指しています。
高校B(2021年度2学期より休講)
日本の大学へ進学や留学を希望する生徒、またはそれと同レベルの学習を希望する生徒を対象に、日本の高校レベルの国語を学習しています。現代文、古文、漢文、小論文を授業科目とし、ディベートなども授業に取り入れています。